コロナ禍にて中止が続いた神明の花火大会。昨年、およそ普通に復活しましたが、今年は露店など含めて完全復活した神明の花火。スタッフも花火師も、そして観客も本気で集まります!(いつも本気ですけどね!)
神明花火の準備は六月ごろから始まります。
まず最重要なのは有料席の確保です。
この大会は、色変化が美しいワイドなスターマインが魅力の大会ですので、有料席からの鑑賞が圧倒的におすすめです。他の有名な大会と異なり、階段席であれば一席4000円というリーズナブルな値段で購入できるので、おひとり様花火はもちろん三名とか五名とかでも購入がしやすいのが特徴です。
販売は通常六月下旬です。六月中頃になったらサイトを見るよう今からカレンダーに入れておきましょう!
また、ふるさと納税でも席が確保できます。2023年度は1.5万円の寄付でした。私は第二の故郷とも言える市川三郷町にふるさと納税しチケットをいただきました。いつでてくるかはわかりませんし来年やるかもわかりませんのでご参考までに。
参考: ふるさとチョイス
次に確保したいのが駐車場。
軒下パーキングと提携し、駐車場を予約することができるようになりました。五千円くらいとまあまあ良いお値段でしたが、おかげで17:00ごろについても問題なく駐車することができ、非常に楽でした。
参考: 神明の花火公式HP 駐車場情報
予約しない場合は、15:00を目指して駐車場の確保が必要かと思います。
今年は良かったのですが、14:00過ぎについて打ち上げまで結構暑いので待つのも大変。。。席の確保と駐車場の確保、ぜひ事前に進めていきましょう。
あとは8/7が何曜日であるかの確認もお忘れなく。日付固定大会のため、平日開催がほとんどです。休暇を取るなど予定調整もお忘れなく。。。また、休日開催となると途端にチケットの確保が困難になったり当日渋滞したりと変化しますのでその点も注意です。
今年は月曜日開催と平日開催であったので、神奈川からはスイっと行けるかなあと思っておりましたが、ちょっと甘かったです。
コロナからの回復で全体的におでかけの量が増えており、また暑さ続きの中で車の利用率もなんとなく高くなったと思われる今日この頃、市川三郷までの道のりも例年以上に時間がかかりました。今回は駐車場を確保してるためさほど焦ることはありませんでしたが、急がず焦らすで行く必要があります。
例年、首都圏からの車が多くなる甲府南インターからの川に沿った国道140号は渋滞します。大きく迂回するなどして、工夫して市川三郷町に行くことをお勧めします。
意外とおすすめは、少し離れた駅付近に停めて身延線で入ることです。増発ダイヤが組まれるためお勧めできる行き方です。
私も今回借りた軒先パーキングが一駅離れたところだったので、歩いても良いのですが身延線に乗ってみました。17:11に乗りましたが空いていましたよ。
また、少し注意なのが、おそらく駐車場から花火会場までの間、コンビニが少ないです。
特に市川大門駅から会場までの道にはコンビニがありません。
現地に屋台村があったりしますが、並びますので飲み物の調達は予めしておくか、スーパーで買い物することをお勧めします。
準備していくことで、屋台もゆっくり楽しめますよ。
2023年大会は天気がギリギリまで読みにくく、苦労しました。大会三時間前にゲリラ豪雨が降り良くも悪くも気温は下がって過ごしやすかったのですがハラハラでした。。。いつも見える神々しい光の筋が今年は見えず、、、
階段席からの花火は、目の前にワイドに広がる大パノラマ。カメラはかなりの広角レンズが必要です。35mn換算で15mmくらいのものが必要です。私はα6400APS-Cカメラなので10-20mmの広角レンズをつけてます。iPhone12あたりからついてる超広角レンズでギリギリです。
三脚をしっかり立てるなら最後列のカメラマン席。自席でも使えますが狭いです。
神明では大玉の部類に入る二尺玉が何発かあげられます。正しく保安距離を取った上ではありますが、かなり近くで上がるので本当に大きく見えますし、上から降ってくるように見えて大迫力!大玉は別の少し遠いところで上がる大会もありますが、神明はかなり近い位置で上がるのが特徴だなあと思ってます。
そしてメッセージ花火もおすすめです。
毎年プロポーズ花火も上がっており、その成功率はなんと100%笑
ほのぼのとしたメッセージやちょっと感動のメッセージと共に、マルゴーや本店さんの花火が上がるなんてなんで幸せ。
途中、複数社でのミニ競技会が行われます。煙火店を伏せた形で打ち上げられ、どれが良いかを競うのですが、どれが一位かはもはやどうでもよくて、どの作品がどの会社かを当てるのが楽しいプログラムです。例年、やはり地元のマルゴーが本店さんが一位になるケースが多いのですが、四年ぶりの今年はなんと小口煙火さん。僅差ということで、しっかりマジメにつけてるんだなあと改めて神明花火が大好きになりました。
ラストは毎年ド迫力のテーマファイアーとグランドフィナーレ。毎年地元本店さんとマルゴーさんが交互に担当してます。
今年はテーマファイアーをマルゴーさん、グランドフィナーレを本店さんが担当します。
あまりにもすごい出来栄えなので、今回はちょこっと動画ではなく、フルバージョンを御覧ください。
まずはテーマファイヤー。BGMが天空の城ラピュタって言う時点で反則ですよ、マルゴーさん(笑)
そして大会ラストを飾ったのがこのグランドフィナーレ。素早い色変化と、本店さんらしいパステルカラーに感動です。
帰りが混雑してしまうのが、花火大会の宿命ですよね。
これは残念ながらどうしようもないので、会場に少し居残り、余韻を楽しむくらいのスタンスが良いのではとは思っています。
道路も混雑していますし、事故のない帰り道にしたいですね。
帰りの中央道は深夜ともなりトラックが非常に多いなという印象でした。四年前に比べて物流のトラックの量が増えたのかな?前からそうだったのかな、、、あと、夏休みということで、普通の人の出も行き帰り通して多かったように感じました。
五年六年七年前の神明と比べると確実に車の量が花火大会や、その後の高速道路でも増えていました。
また、神明の花火に感動した皆様はこのようなサービスもあるようです。
参考: あとからチケット
花火を見た後に感謝の気持ちをお支払いできる仕組みです。花火大会は、その大半がスポンサー企業の提供で成り立っているため、コロナでの厳しかった状況と昨今の警備費増大、世界情勢により花火玉自体の原料費高騰などでかなり厳しいようです。神明の入場料はかわってませんものね。。。
末長く続く大会にできるよう、マナーを守り協力できるところはしていきたいですね。