SmileHaNaBi 花火での利用曲(セットリスト・セトリ)を調べました
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山梨県:神明の花火(2023年)鑑賞日記
マルゴー公式FC企画の「マルゴーツアー」参加レポ

私の推し活とも言うべき、花火煙火会社の中で追っかけやってる山梨県のマルゴーさん。

先日ファンクラブ向けに工場見学ツアーをやってくださったのでこれだけのために山梨県市川三郷町に行ってきました。

この明るいマルゴーの斉木社長と会うのも、陸前高田に続き2回目。私に取っては神様のような人です。花火の製造工程を生で見るのは初めてで、知ってる工程が目の前で職人さんが行なっている姿に感動でした。花火は製造工場といっても完全に手作りなんです。

まずは、市川三郷町花火資料館に集合し、マルゴー斉木会長から花火の歴史や甲州花火についての取り組みなどを伺いました。この花火資料館、歴代の神明の花火のポスターが飾られている他、花火玉や昔の資料などが置かれており、なかなか面白いです。神明の花火に来た際にはぜひ立ち寄ることをおすすめします。6月から8月までしか開館してないというのもある意味貴重です。 個人的には、マルゴーさんの会社の由来が、マルゴーを立ち上げた斉木郷作さんの郷をまるで囲った マル郷 からマルゴーとなっているという話を聞いて、初めてこの名前の由来を知りました・・・。

花火資料館の入口はこんな感じです。

中に入ると、このように神明の花火の貴重な資料たちが眠っています。


資料館のあと、マルゴーさんの工場に向けて移動、工場見学です。
一応花火鑑賞士をもっていますので、作り方の工程というのは写真では見て知っておりますが、実際の姿を見るのは初めてです。
マルゴーさんが今回のためにいくつか実際に使っているものや、花火玉のレプリカをご用意シてくださっておりました。 今回工場全体の写真や、今ここに写っている展示物があるところ以外は撮影できなかったのですが、この写真にあるように基本的には各工程がブロックでつくられた頑丈な壁で区切られており、万が一の際にも被害が最小限になるようになっています。工場と言っても、花火玉は基本的にすべてが手作りのため、職人さんたちが働く部屋がそれぞれの工程であるのですが、工程ごとにこのような壁で仕切られていて、独特の雰囲気になっています。

右手前にある機械は、花火の着火装置です。

ファイアワンと呼ばれるシステムで、ウン十万する機械のようです。
音楽に合わせ、1/100秒単位で発火タイミングをプログラミングすることができる装置です。
スターマインは、事前にプログラミングされた着火タイミングで起爆していくので、花火師は基本的にはスタートボタンを押すだけだそうです。厳密には、音源に連動しているのでスタートボタンすら押す必要がなく、音源をスタートさせると花火がうちあがるらしいです。(細かいところは間違ってるかも、ゴメンナサイ)
右側に見える赤と黒が並んでいる一つ一つが着火装置になっているとのこと。扇形の花火をバババ〜っと開くように打つだけで、これ一個分使ってしまうとのことです。この右側のユニットが8台繋げられてそれが4ch分繋げられるようですが、それでも1台では全く足りず、数台使って花火大会が成り立っているとのことです。すごい、すごすぎる!

このあとは、写真撮影ができませんでしたが、次のような工程を実際に見せていただきました。
 ・星を大きくしていく工程 → ドラム式洗濯機みたいなくるくる回る機械の中に星をいれて、液体と薬品を混ぜながら少しづつ大きくしていく。 この機械ができる前はたらいで揺らしながらやっていたとのこと。(めっちゃたいへん!!)
 ・星を乾かす工程 → 0.数mmほど厚くしたら、乾かし、そしてまた星に薬剤をつけていくことを繰り返すようです。一気に厚くするとヒビが入ってしまうようで塗る→半日乾かす→塗る→半日乾かすみたいなことを繰り返していくようです。(めっちゃたいへん)
 ・星を玉に詰めていく工程 → 玉にテレビとかにも出てくる花火玉に星を詰めていく作業。実際に見るとほんとに手作業で、すごい・・・。マルゴーさんお得意の時差式の玉なんてどうやって詰めているのか想像すらつかない・・・。(めっちゃたいへん)
 ・玉に紙を貼っていく工程 → 星を詰めた玉に和紙を貼って頑丈にしていく工程。大きさにより貼る枚数も決まっているとのことで、何枚貼ったか数字が書かれていました。 27とか書いてあって、27重に和紙を外側に張ってるの!?とびっくり(これもめっちゃたいへん)

というわけで、知ってはいましたが、全作業がほぼ手作業で、かつ少しづつやる作業の繰り返し。
これであのような繊細な作品を作っているなんて、ほんとどうやっているのかわかりません。ある意味見たとおりなのですが・・・。信じられない!すごい!

百聞は一見にしかずとはまさにこのこと。貴重なものを見せていただき、本当にありがとうございました。


さて、余談なのですが、最初に紹介した花火資料館のお向かいには、玩具花火のお店があります。

はなびかん

ここが非常に貴重! ほぼすべての花火が国産花火であり、このような種類のものを自由に選ぶことができます。パックに入ってる手持ち花火をやるのももちろん楽しいですが、選んだ花火やるのってもっと楽しいですよね。たぶん40以上のひとはわかってくれると思いますが、子供の頃って駄菓子屋さんにロケット花火とか鳥籠花火とかくるくる回って飛び上がる花火とかあって選んで買ったじゃないですか。あれができるのがこのお店です。もう日本でもほとんどないんじゃないかなと店主の方は言ってました。なるほど確かに。

ドラゴンなどが有名な噴出系花火だけでもこんなにたくさん

玩具花火独特のおもしろ花火もたくさん!

大人気の手持ち花火に至っては、選びきれない!! 子供と久しぶりに「花火を選ぶ」という楽しさを味わえました!

本当におすすめです。ぜひ、立ち寄ってみてください!
通販もやっています  https://store.shopping.yahoo.co.jp/hanabikan-y/

最後に、マルゴーオフィシャルファンクラブ運営の皆様、マルゴー斉木会長、斉木社長、磯野課長、案内お世話になりました。夜の懇親会には出られませんでしたが、楽しい時間となりました。

マルゴーの作品が大好きな方は、ぜひとも「マルゴーオフィシャルファンクラブ」こちらにもご参加ください! 特に頼まれているわけでもないですが、大好きなので宣伝しちゃいます。

マルゴーオフィシャルファンクラブ

SmileHaNaBiに登録されてる神明の花火で使われている楽曲
山梨県:神明の花火(2023年)
テーマファイヤー
マルゴー(SmileHaNaBi様撮影作品)
天空の城ラピュタ
久石譲
山梨県:神明の花火(2023年)
グランドフィナーレ
齊木煙火本店(SmileHaNaBi様撮影作品)
New Life
Thomas Bergersen
山梨県:神明の花火(2022年)
グランドフィナーレ
マルゴー(AQUA Geo Graphic様撮影作品)
Fight Song / Amazing Grace
The Piano Guys
山梨県:神明の花火(2022年)
テーマファイヤー
齊木煙火本店(satake8080様撮影作品)
Aldebaran
AI
ツバメ
YOASOBI
山梨県:神明の花火(2021年)
12/22特別開催
マルゴー・齊木煙火本店(AQUA Geo Graphic様撮影作品)
VINCERO-ビンチェロ-
藤澤ノリマサ
東京オリンピック
得田真裕